木材が供給不足に陥り、価格が高騰する「ウッドショック」に住宅業界が震撼(しんかん)しています。
2021年3月頃に影響が顕在化し、その後は悪化の一途をたどっておりベイマツ乾燥材正角の4月の販売店価格は半年間で44%も上昇しました。
ウッドショックによって、今後、頻発する恐れがあるのが、木材の仕様変更や工期、価格の変更です。
供給不足が最も深刻なのは、梁(はり)に用いる集成材と製材。
もともと輸入材の占める割合が高く、国産材の生産量が限られている部材で構造計算にも関係する部材なので、設計上も代替が容易ではありません。
プレカット会社は受注制限をかけており、新築工事の目処がつかないほど深刻な状況です。
もし何か気になることがあれば弊社まで問い合わせください。
(担当 永田)