国産優良木材の使用 ~ 吉野産杉
林産のプロが認めた建築技術。だから実現した「千里の家」
国産と表示されていても残念なことに、それは嘘かもしれません。
産地の偽装はウナギや牛肉だけの話とは限らない、企業が儲けるための常套手段です。
国産といわれて安心できない時代です。
そのようなことが無いように、つまり知らずに偽物を掴まされないように、私達は生産者の顔を確認して、木材を産地から直接仕入れています。
年間二棟限定の「千里の家」には吉野産の天然乾燥材を、老舗の吉野中央木材さんから直接仕入れています。
倒木後に葉枯らしを行い、荒挽き後もじっくり時間をかけて天然乾燥させた材は、地元や知り合いで消費され、なかなか市場には出回らないものです。
全工程を天然乾燥させた杉は独特の風合いと粘り強い強度を持ち合わせる最高級の材なのです。
日向ハウスならば丹精込めてつくった材を最高の技術で住まいに生かしてくれるという信頼から、今回限定量を年単位で仕入れることが可能になりました。
林産のプロと建築のプロが認めあった結果生まれた企画が「千里の家」なのです。
さて、杉一等材。ヒノキ一等材。
とても聞こえがよく最高の材料のように思われがちですが、一等ということは十分な乾燥工程が行われていない木材のことです。
私達はすべての住宅の構造材に、含水率20パーセント以下の材料しか使用しません。
木の強度や耐久性とって大切なのは乾燥することであり、しっかりと乾燥させた木材は地震にも強くシロアリも寄せ付けにくいのです。
ほとんどの皆さんは長期の住宅ローンを組んで建てるのですから、私達はその倍くらいは十分耐えることが出来る骨組みの家を提供したいと考えています。