日本では、体に揺れを感じないような地震も含めると、2023年の1年間で2,000回以上の地震が発生しているそうです。
先月8日に、国土交通省から初めて発表された「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」もあり、自宅の耐震強度を心配している方もいらっしゃると思います。
弊社では、耐震補強の診断から、耐震補強工事を行っております。
主な工事内容は、
①基礎の補強工事
基礎は、建物の土台です。
ひびわれがあれば補修し、鉄筋が入っていない基礎には鉄筋を足して、増し打ちにより強度を高めます。
基礎部分にコンクリートが打たれていない場合、基礎を新設する方法もあります。
②屋根の軽量化工事
瓦は他の屋根材に比べ重いため、地震の揺れが大きくなります。
場合によっては、倒壊の原因にも。
軽量瓦やスレート、ガルバリウム鋼板など、より軽い屋根材に交換して、耐震性を向上します。
③壁の補強工事
既存の壁を筋交いや金物で補強する方法や、より強度が高い耐震壁を増やすことで耐震補強できます。
壁のバランスも重要なため、配置も考慮します。
④結合部の補強工事
壁や筋交いの接合部を金物で固定し補強します。
なお2000年の建築基準法の改正で、柱が抜けないように金物で固定することが義務付けられました。
一部をご紹介しましたが、ご自宅にあった耐震補強になりますので、御見積だけでも是非ご検討ください。
(担当 永田)